がんリスクスクリーニング(AICS)
●血液によるがんリスクスクリーニング検査
●1回で複数のがんのリスク評価が可能
●早期がんや幅広い組織型にも対応した検査
アミノインデックスとは?
人の血液には20種類以上のアミノ酸が含まれています。通常、その濃度比率は一定に保たれるようにコントロールされていますが、がんや生活習慣病などにかかるとアミノ酸の濃度バランスが変化し、病気の種類によって特有のパターンを示します。
アミノインデックスは血液中のアミノ酸の濃度を測定し、健常人とがん患者のアミノ酸濃度のバランスの違いを統計的に解析することで、現在がんに罹患しているリスク(可能性)を評価する検査です。
胃がん、すい臓がん、肺がん、大腸がん、前立腺がん、乳がん、子宮がん・卵巣がんのリスク(可能性)について評価することができます。
がんであるリスクの高い結果となった場合、精密検査が必要となります。
検査の流れ ※検査料に別途診察料がかかります。
STEP@ 予約
検査の準備のために必ず事前のご予約が必要です。また、アミノインデックスがんスクリーニング検査は保険適応外であり自費診療(全額自己負担)になりますのでご了承ください。
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STEPA 受診前の注意点
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STEPB 診察
【検査料】※別途診察料がかかります。
◆男性【5種】胃がん,すい臓がん,肺がん,大腸がん,前立腺がん
\24,000+消費税
◆女性【6種】胃がん,すい臓がん,肺がん,大腸がん,乳がん,子宮がん・卵巣がん
\24,000+消費税
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STEPC 採血
アミノインデックス検査は院内にて少量の血液を採取します(5ml程度)。時間にして10分程度です。一度の採血で複数のがんを同時に検査します。
↓ 約2週間後
STEPD 結果説明
検査結果は、それぞれのがん種ごとにがんにり患している可能性を0.0〜10.0の数値とA,B,Cの3段階のランクで表示されます。大まかに上記のように分類しますが、検査結果の内容を患者さまご自身で判断・理解するのは難しいので診察にて医師が詳しく説明します。
【ランクA】
がんのリスクは低いため定期的ながん検診でフォロー。
【ランクB】
がんのリスクが約1.5倍。早期発見に定期的ながん検診が必要。
【ランクC】
がんのリスクが高いため精密検査が必要。
【注意】
あくまでがんである可能性、がんになる可能性を統計化したものなので、『ランクA』であってもがんでは無いとは言えないし、『ランクC』の場合でも必ずがんがあるとは言えずさらなる精密検査が必要になります。
また、一度ランク分けされても将来にわたって同じではなく良くも悪くもリスクは変動します。
アミノインデックスの対象年齢
アミノインデックスの解析対象となるがん種
アミノインデックスがんスクリーニング検査の解析対象となるがん種は下記5〜6種となります。
女性AICS【6種】に含まれる子宮がん(子宮頸がん・子宮体がん)、卵巣がんに関してはアミノ酸濃度変化に共通性が高いため3種のがんのいずれかに罹患しているリスクを予測することはできますが、それぞれのがんのリスクについて分けて解析することはできません。
検査項目 |
解析対象となるがん種 |
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男性【5種】 | 胃がん、すい臓がん、肺がん、大腸がん、前立腺がん |
女性【6種】 | 胃がん、すい臓がん、肺がん、大腸がん、乳がん、子宮がん・卵巣がん |