遅延型食物アレルギー検査の概要
起こりうる症状
検査項目
以下、検査対象となる96品目の食物リストです。
◆肉類
牛、鶏、鶏卵(卵黄)、鶏卵(卵白)、ラム、豚
◆乳製品
カゼイン、チェダーチーズ、カッテージチーズ、牛乳、ホエイ(乳清)、ヨーグルト
◆ナッツ・穀類
アーモンド、あずき、玄米、カシューナッツ、蕎麦、トウモロコシ、小麦グルテン、キドニー豆、緑豆(マング・ビーンズ)、オートムギ、ピーナッツ、ピスタチオ、白米、ライムギ、ゴマ、大豆、クルミ、全粒小麦、さやいんげん
◆フルーツ
リンゴ、アボカド、バナナ、網メロン、チェリー、ココナッツ、赤ブドウ、グレープフルーツ、キウイ、レモン、マンゴー、オレンジ、パパイヤ、モモ、パイナップル、いちご、スイカ
◆野菜
筍、もやし、ニガウリ、ブロッコリー、キャベツ、にんじん、カリフラワー、セロリ、きゅうり、ナス、ニンニク、ピーマン、昆布、リーキ、レタス、マッシュルーム、オリーブ(黒)、タマネギ、かぼちゃ、ほうれん草、さつまいも、トマト、じゃがいも
◆シーフード
あわび、ハマグリ、タラ、カニ、イカ、牡蠣、レッドスナッパー、サーモン、スズキ、エビ、マグロ、ホタテ貝
◆スパイス
カレーパウダー、しょうが、マスタード、黒胡椒、チリ、バニラ
◆その他
製パン用イースト、醸造用イースト、カカオ、コーヒー、蜂蜜、さとうきび、緑茶
検査結果サンプル
検査陽性の場合
検査の結果が陽性の場合、アレルギー反応を鎮静化するために原因となる食べ物の摂取を避ける必要があります。
レベル3以下の陽性反応が出た場合には、3〜6ヶ月間原因となる食べ物の摂取を4日間のローテーション化する必要があります。
ローテーション化の目的は、同じ食べ物を頻繁に摂取することを防ぐことにあります。摂取の頻度が高いとその食べ物へのアレルギー反応が悪化することがあるためです。
原因となる食べ物を制限することでアレルギー反応を抑え、腸管免疫の低下を防ぎます。
また、症状改善のためにはアレルギー食物の除去およびローテーションを行うと同時に、腸内環境改善のためのアプローチが必要になります。詳しくはこちら