プログラムの流れ
治療の三本柱
腸内環境リカバリープログラムでは、消化管の4つの機能(@消化吸収能A腸内細菌との共生B腸管粘膜バリア機能C腸管免疫能)の障害を改善するために主に「消化酵素」「プロバイオティクス」「プレバイオティクス」の3つを補充します。
必要であれば同時に、遅延型食物アレルギーの原因食物や腸内の有害菌を除去する治療も行います。
そして、障害の程度によってはさらに「必須栄養素」「天然の抗菌物質」「免疫物質」などを補充することもあります。
これらの治療を3〜6か月間継続し、症状や改善の程度を評価します。
通常これらの治療である程度満足できる症状改善を認めることが多いですが、障害の程度が深刻な場合は1年以上かかることもあります。
また、重金属の体内蓄積などより深刻な原因がある場合は、これらの治療ではあまり改善が見られないこともあります。その場合、それらの治療を優先することが必要です。